祖父について

マイケル・ジャクソンが死んだ翌日、母方の祖父の通夜が行われた。84歳だった。

堀江敏幸写真展&コントラバス演奏会感想

再び森岡書店。朗読会のあった次の土曜日にコントラバスの演奏会があったので、参加させていただいた。 余談だが、当日6月19日は朗読の日だとのこと。今回はお客さんとして演奏会に出席されていた岡安さんが教えてくれた。朗読に関することは、何もなかった…

細江英公写真展「La marionette de Paris」&ボードレール詩作品朗読会

6月13日にいつもの森岡書店で写真展と朗読会に参加したので、その感想を書こうと思う。色々あって遅くなってしまった……。

都道府県バトン

お世話になっているid:YAZIRUSHIさんからバトンを頂いた。

夢の中の夢

夢を見る夢を見た。

6/5 黒赤ちゃんレコ発ライブ

仕事を振り切って行った。どうにか時間には間に合った。 今回の会場は表参道のFABという場所で、いかにもメジャーな感じのする綺麗なステージだった。記念すべきレコ発ライブはやはりこういう場所でやるんだな、と感慨にふける。

S・カウフマン「自己組織化と進化の論理」感想

生命の意義や意識の成り立ちについて、既存の科学はほとんど通用していないように思う。個々の化学反応やメカニズムについて詳しく述べることはできても、「なぜ」そうなっているのか、「どうして」そういう事が現実に起きるのか、という点についてはほとん…

雨が止んだ日

5/8金曜日は、休暇を貰ってオフだった。この機会に平日の用事を済ませておこうと、雨の中役所や銀行を巡り歩いた。 用事が一通り済んでから、中央線に乗って都心を目指した。以前に紹介した村松葉子さんが、北青山のMAYA2というギャラリーの企画展示に参加…

虹のゲート

晴れて虹が見えたりしたので、たまには明るい詩も書いてみようと思った。 追記:YAZIRUSHIさんの旦那様が虹の写真を送ってくださいました。文章の最後に貼らせていただきました。どうもありがとうございます!***

二葉亭四迷「浮雲」感想

文三は非コミュであり非モテだ。そして中二病をこじらせ、ニートになってしまう。

桜について

先週の土曜日に、高校の同級生と一緒に都内をさまよい歩いた。道中、満開を迎えていた桜の写真を何枚か撮った。

ホンマアキコさん個展「フラウア・チルドレン」

先週の日曜日に、ホンマアキコさんの個展「フラウア・チルドレン」を観に行った。場所は、お馴染みの吉祥寺イルカッフェだ。

青空文庫的思いつき

先日行われた森岡書店の朗読会で、久坂葉子の詩に触れた。 で、久坂葉子の作品がいま書籍で読めるかどうかAmazonで探してみたのだけど……

水村美苗「私小説」感想

美苗は、幼い頃にアメリカ東海岸に移住した。愛する日本と日本語から遠く離れたまま、外国人と英語に囲まれた生活をずっと送り続けることになる。 やがて二十年が過ぎ、ついには若くない孤独な大学院生に成り果てる。そして、日本語の小説を書くという決心を…

笠原弘子さんはちみつライブ

バレンタインデーだった。 美青年のもとき先生にギターのレッスンを受けた後、美青年のギタリスト松野さんが参加する笠原弘子さんはちみつライブに、エキセントリックな美青年のハッちゃん(髪三色)と共に出掛けた。松野さんにはバレンタインの差し入れでお…

本の価値を知らない古本屋

そろそろ僕も水村美苗を読まなければ……と思って「私小説」「本格小説」「日本語が滅びるとき」を書店で買い求めた。「本格小説」「日本語が滅びるとき」はAmazonで簡単に見つかったので注文した。が、「私小説」だけは変なプレミアが付いた古本しかなくて、…

ディアスポラ

ディアスポラというぶっ飛んだハードSF小説をこのまえ読んだ。夢中になって読んだ。 どんな話かと言えば――(ネタバレ注意)

従兄弟たち

未明に降った雨が早朝の空気を湿らせていた。重苦しく明け始めた空の下を僕は駅に向かって歩いた。路面から立ち上る湿気の中で、ふと、牛舎の臭いがしたように思った。当然それは錯覚だったけれど、十年ほど前の夏、こんな早朝の曇り空の下、強い臭いに包ま…

ギター発表会

クラシックギターをもう二年も習っている。だけど全然うまくなれない。でも、いつかは人前でちゃんと弾けるくらいになりたい。そういうわけで、ギターの先生から内輪の発表会に誘われた時にはなるべく参加するようにしている。

三つの判断

山田正紀の「神狩り」という小説を一日で読んだ。先生が好きそうな小説だと思った。《神》が記した未知の言語を、様々な妨害を乗り越えつつ解読していくという話だ。緊張感に満ちたサスペンスであり、登場人物が謎に肉薄していく姿には胸を揺さぶられる。 今…

野地裏ライブ

渋谷のeggmanというライブハウスで「野地裏」というバンドのライブがあった。高校の同級生であるハッちゃん(頭髪が三色)と一緒に聴きに行った。

謹賀新年

今年はホンマアキコさんとの合作。 かなり勝手に改悪したので怒られないかとビクビクしてます(笑)。 何はともあれ、今年も宜しくお願い致します。

やはり理由も無く悲しい

悲しい気持ちはだいぶ落ち着いてきたと思ったけれど、休みに入ったとたんに復活してしまった……。 風邪を引いたときのくしゃみや咳のように、道を歩いているとふと悲しくなって泣きたくなる。 この悲しみはどこから来るのだろうか。確かに実家のことや友人関…

悲しい気持ちの続き

今日になって悲しい気持ちはほとんどなくなったけれど、まだ時折胸にじわりと込み上げるものがある。 不思議な事に、人と話していたり仕事をしている時ではなくて、一人で静かにしているときに起きる。 うつ病や神経症関連の症状を調べてみたけれど、症状が…

悲しい気持ち

午後、昼食を摂るために外に出たとき、悲しい気持ちに襲われた。 未知の臓器が胸の中心にあって、それが震え出すような感じだった。身体の輪郭がぶれて重くなり、目に涙が少し溜まった。 僕はなんて不器用な人間なのだろう、と思った。忘年会が続いていて、…

頂き物

風の子さんから頂いたお菓子をルピシエのアールグレイ・ダージリンと一緒においしくいただいた。 オーガニック・ベジタブル・フルーツとある通りの、素朴な味わいのあるお菓子だった。 風の子さんどうもありがとう! 読んでいる本は「ゲーデル,エッシャー,…

森岡書店朗読会

茅場町の森岡書店で朗読会があった。 森岡書店では、絵や写真の展示会と、それに合わせた岡安圭子さんによる文章の朗読という企画をずっと続けている。今回は画家・齋藤周さんの個展「ほのかなあかりが」と、それに合わせた柏木麻里さんの詩作品の朗読だった…

アンナ・感情について

トルストイの「アンナ・カレーニナ」を読んだ。 愛情に突き動かされて夫を捨てたアンナと、情夫である魅力的な青年ヴロンスキー。アンナのためヴロンスキーに失恋した清らかな女性であるキチイと、ヴロンスキーのため一度はキチイに振られた不器用で思索的な…

純粋であることは異端である

君はすこし読心術が過ぎるのだ 人の心に本当のもの(笑)なぞ求めるな あらゆる人間関係にはすべて 茶番の要素が含まれている 他人にはこうだろうと思う通りを思わせよ こうあれよと願う通りにあらしめよ それで大体うまくいく 本当のもの(笑)なぞどうでも…

恋をしていた頃

以前暮らしていた街を久しぶりに訪れた。そこは本当に東京の真ん中で、大使館や国の機関がたくさんあるところだ。空にはビルや高速道路のジャンクションがひしめいている。 ここに住んでいた頃は、ジーンズを履いて、パーカーを着て、ガラス張りのブランド店…