2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

水村美苗「私小説」感想

美苗は、幼い頃にアメリカ東海岸に移住した。愛する日本と日本語から遠く離れたまま、外国人と英語に囲まれた生活をずっと送り続けることになる。 やがて二十年が過ぎ、ついには若くない孤独な大学院生に成り果てる。そして、日本語の小説を書くという決心を…

笠原弘子さんはちみつライブ

バレンタインデーだった。 美青年のもとき先生にギターのレッスンを受けた後、美青年のギタリスト松野さんが参加する笠原弘子さんはちみつライブに、エキセントリックな美青年のハッちゃん(髪三色)と共に出掛けた。松野さんにはバレンタインの差し入れでお…

本の価値を知らない古本屋

そろそろ僕も水村美苗を読まなければ……と思って「私小説」「本格小説」「日本語が滅びるとき」を書店で買い求めた。「本格小説」「日本語が滅びるとき」はAmazonで簡単に見つかったので注文した。が、「私小説」だけは変なプレミアが付いた古本しかなくて、…