2009-01-01から1年間の記事一覧

ツイスター

肌よりちかい場所にうずきを覚えて 見わたすかぎりはひとりの階段 氷の中にとじこめられた 渦巻く白い光を浴びながら 音をさがそう 声をさがそう 遠いむかしの 歌をさがそう だが 君たちはどこへ行くのか 地平線で一列の雲が沸騰し 意思のない群衆はおびえだ…

黒赤ちゃんライブ

ライブハウスでもらったフライヤーの束の中に、白黒コピーで刷られた黒赤ちゃんのものが混じっていた。「街は今日もにぎやか」のフライヤーで、今年6月から始まるレコ発ツアーの日程が書いてあった。

遠野散策記(1)

「願はくは之を語りて平地人を戦慄せしめよ」(柳田国男「遠野物語」より)

次回予告

「遠野物語」で有名な遠野に二泊三日で行ってきたので、その時のことを書こうと思います。遠野物語 (新潮文庫)作者: 柳田国男出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1973/09メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (20件) を見る

キモさ撲滅キャンペーン

色々な証拠をごく論理的に検証した結果、自分はキモいという結論に達してしまった。どうしよう。

チェンバロの日

恵まれた天気の下で上野公園まで足を伸ばした。目当ては毎日曜日に催される奏楽堂の小さな演奏会だ。

「フラウア・チルドレンII」感想

前に日記で書いたホンマアキコさんの「フラウア・チルドレンII」に行ってきた。台風が来た日に、台風が去っていった後に訪れた。

ガンダム参拝

頑駄無如来像を参拝してきた。 切実さに差はあるだろうけれど、その昔に大仏を拝みに行った人たちは、現代でガンダムを見に行く人たちとかなり似た気分だったのかもしれない。 そういえば、見物客の中に、ピンク色のチェック模様のワンピースを風になびかせ…

フラウア・チルドレンII予告

画家ホンマアキコさんから個展案内のハガキを受け取った。麻布十番にあるギャラリーカフェバー縁縁というお店で開催されるそうだ。ギャラリーカフェバー縁縁[enyen]:麻布十番 会期は8/31(月)〜9/13(日)まで。僕はとりあえず8/31の仕事帰りに颯爽と訪れ…

カラスも歩けば古本屋に巡り合う

吉祥寺をなんとなくブラブラしていたら(定期圏内なので気軽に行けるのだ)、「サンカク」という古本屋を見つけた。 表通りには白い看板だけが立っている。その看板の矢印が、建物と建物の間にある狭い路地を指していた。ノラ猫が通りそうなじめじめした裏路…

よい日

今日はよい日だ。 夏らしい日差しはあるし、そのわりに空気は気持ちいい。空には適当に雲も浮いている。 いろいろのどうしようもない事が身の回りに絶えないけれど、それでも気持ちのよい日はいずれ巡ってくるものだ。 部屋を掃除して、髪を切って出掛けよう…

再掲

僕はまたこの辺りからやり直す必要がありそうだった。

ヱヴァとエヴァ

オタクなので同じくオタクのハッちゃんと「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を観て来た。 ※第一種ネタバレ警報発令中※

ATGC

あの屋久島で 語る者について語ろう 静かな咆哮が 甘い微かな香になり 水平線も眠るころ ブルートレインの 時計刻みの 無感動な心音も あいまいな夢に眠るころ 陸はいまにも 動き出しそうだった 思念の運ぶ 分子の航路を飲み干せば 星々は並びを変えて いず…

少年の死

砂岩が無限に打ち寄せて 森は終わり 冷酷な月がはじまった 錆付いた天球にかけられた 自殺念慮の信号灯が われわれの足跡を照らし出し おまえの血もまた立ちどまる どこまでも沈む 永遠の深海底 音のない砂の底 おまえはおまえの死をしんだ 目をつぶされ 耳…

「瀧口修造の光跡1『美というもの』」レポート

六月二十九日から七月十一日にかけて、いつもの森岡書店で「瀧口修造の光跡1『美というもの』」が催された。タイトルの通り、瀧口修造の造形作品を展示した会場の中で、詩の朗読を行ったり、講演の録音を再生したり、研究家のトークが行われた。

南々井梢さん「コカンセツ!」感想

黒赤ちゃんの元マネージャーである南々井梢さんが、ついに作家デビューを果たした。そのデビュー作「コカンセツ!」の感想。

アクセス統計

「二葉亭四迷 感想 浮雲」とかで検索して来る人が多すぎる。 はっきり言って僕の感想は使えない(笑)。 松岡正剛の書評(ネットにアップされている)とかを参考にした方が良いと思われます。

祖父について

マイケル・ジャクソンが死んだ翌日、母方の祖父の通夜が行われた。84歳だった。

堀江敏幸写真展&コントラバス演奏会感想

再び森岡書店。朗読会のあった次の土曜日にコントラバスの演奏会があったので、参加させていただいた。 余談だが、当日6月19日は朗読の日だとのこと。今回はお客さんとして演奏会に出席されていた岡安さんが教えてくれた。朗読に関することは、何もなかった…

細江英公写真展「La marionette de Paris」&ボードレール詩作品朗読会

6月13日にいつもの森岡書店で写真展と朗読会に参加したので、その感想を書こうと思う。色々あって遅くなってしまった……。

都道府県バトン

お世話になっているid:YAZIRUSHIさんからバトンを頂いた。

夢の中の夢

夢を見る夢を見た。

6/5 黒赤ちゃんレコ発ライブ

仕事を振り切って行った。どうにか時間には間に合った。 今回の会場は表参道のFABという場所で、いかにもメジャーな感じのする綺麗なステージだった。記念すべきレコ発ライブはやはりこういう場所でやるんだな、と感慨にふける。

S・カウフマン「自己組織化と進化の論理」感想

生命の意義や意識の成り立ちについて、既存の科学はほとんど通用していないように思う。個々の化学反応やメカニズムについて詳しく述べることはできても、「なぜ」そうなっているのか、「どうして」そういう事が現実に起きるのか、という点についてはほとん…

雨が止んだ日

5/8金曜日は、休暇を貰ってオフだった。この機会に平日の用事を済ませておこうと、雨の中役所や銀行を巡り歩いた。 用事が一通り済んでから、中央線に乗って都心を目指した。以前に紹介した村松葉子さんが、北青山のMAYA2というギャラリーの企画展示に参加…

虹のゲート

晴れて虹が見えたりしたので、たまには明るい詩も書いてみようと思った。 追記:YAZIRUSHIさんの旦那様が虹の写真を送ってくださいました。文章の最後に貼らせていただきました。どうもありがとうございます!***

二葉亭四迷「浮雲」感想

文三は非コミュであり非モテだ。そして中二病をこじらせ、ニートになってしまう。

桜について

先週の土曜日に、高校の同級生と一緒に都内をさまよい歩いた。道中、満開を迎えていた桜の写真を何枚か撮った。

ホンマアキコさん個展「フラウア・チルドレン」

先週の日曜日に、ホンマアキコさんの個展「フラウア・チルドレン」を観に行った。場所は、お馴染みの吉祥寺イルカッフェだ。