こちらのBlogは更新を停止し、今後はd:id:outland_karasuに一本化します。 (読者がいれば)長い間のご愛読をありがとうございました。
専門学校のOB・OG勉強会で非常にお世話になった緑川愛彩(あい)先輩が、「海が愛したボニー・ブランシェ」という作品でB’s‐LOG文庫からデビューした。という風の噂を聞いたので、八王子の書店で平積みされていたのを買ってきた。緑川先輩、おめでとうござい…
吉祥寺のライブから部屋に帰ってきたら、小惑星探査機「はやぶさ」も地球に帰ってきていた。
「前向きな模索」に入っていた黒赤ちゃんのギターボーカル松野恭平さんが、ついに新しいソロプロジェクト「TokyoCommonSense」を立ち上げた。
光を見たことは ある? 母さんの 甘く大きな口の中で 氷の空のうめきが聞こえた 炎の城から立ち上る無数のあぶくが うめきの空をゆっくり泳いで やがて ささやく声のように消えた ああ ここでは にじむ光が空を塞いでいるのだ 俺はどこにいるのだろう 星の聞…
二月五日金曜日の未明、父から突然送られてきたメールで、祖父の死を知らされた。寝ぼけ眼で、これは夢ではないかと真剣に疑った。年が明けてから体調があまり良くない事は父から知らされていたけれど、特に大きな病気もなく、まだまだ生きていてくれそうだ…
祖父の生涯について、僕は聴く機会をほとんど得られなかった。祖父に関するエピソードで覚えているものは、ほとんど父から聞いたものばかりだ。
毎年正月の二日には、父方の実家に帰るのが恒例だった。 僕が子供の頃、父方の実家は川崎の小杉にあった。それに対して、僕の実家は埼玉県の田舎町だ。正月の早朝、まだ暗いうちに一家で車に乗り込んで、ラジオを聴きながら東京の高速道路を走り、都会の祖父…
今日はギター教室および武蔵小金井でのバンド練習の日だった。今回のバンドメンバーは、まさあきさん・ぽにょじさん・けこさん・僕の四人だ。
先週金曜日、乾さんのソロライブに行った。場所はまた渋谷@HOMEだ。
先週の日曜日、普段の通勤経路をそのまま延長して、西船橋まで足を伸ばした。
新しい年が始まった。祖父の事があってお祝いは出来ないけれど、今年も何卒よろしくお願いします。
肌よりちかい場所にうずきを覚えて 見わたすかぎりはひとりの階段 氷の中にとじこめられた 渦巻く白い光を浴びながら 音をさがそう 声をさがそう 遠いむかしの 歌をさがそう だが 君たちはどこへ行くのか 地平線で一列の雲が沸騰し 意思のない群衆はおびえだ…
ライブハウスでもらったフライヤーの束の中に、白黒コピーで刷られた黒赤ちゃんのものが混じっていた。「街は今日もにぎやか」のフライヤーで、今年6月から始まるレコ発ツアーの日程が書いてあった。
「願はくは之を語りて平地人を戦慄せしめよ」(柳田国男「遠野物語」より)
「遠野物語」で有名な遠野に二泊三日で行ってきたので、その時のことを書こうと思います。遠野物語 (新潮文庫)作者: 柳田国男出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1973/09メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (20件) を見る
色々な証拠をごく論理的に検証した結果、自分はキモいという結論に達してしまった。どうしよう。
恵まれた天気の下で上野公園まで足を伸ばした。目当ては毎日曜日に催される奏楽堂の小さな演奏会だ。
前に日記で書いたホンマアキコさんの「フラウア・チルドレンII」に行ってきた。台風が来た日に、台風が去っていった後に訪れた。
頑駄無如来像を参拝してきた。 切実さに差はあるだろうけれど、その昔に大仏を拝みに行った人たちは、現代でガンダムを見に行く人たちとかなり似た気分だったのかもしれない。 そういえば、見物客の中に、ピンク色のチェック模様のワンピースを風になびかせ…
画家ホンマアキコさんから個展案内のハガキを受け取った。麻布十番にあるギャラリーカフェバー縁縁というお店で開催されるそうだ。ギャラリーカフェバー縁縁[enyen]:麻布十番 会期は8/31(月)〜9/13(日)まで。僕はとりあえず8/31の仕事帰りに颯爽と訪れ…
吉祥寺をなんとなくブラブラしていたら(定期圏内なので気軽に行けるのだ)、「サンカク」という古本屋を見つけた。 表通りには白い看板だけが立っている。その看板の矢印が、建物と建物の間にある狭い路地を指していた。ノラ猫が通りそうなじめじめした裏路…
今日はよい日だ。 夏らしい日差しはあるし、そのわりに空気は気持ちいい。空には適当に雲も浮いている。 いろいろのどうしようもない事が身の回りに絶えないけれど、それでも気持ちのよい日はいずれ巡ってくるものだ。 部屋を掃除して、髪を切って出掛けよう…
僕はまたこの辺りからやり直す必要がありそうだった。
オタクなので同じくオタクのハッちゃんと「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を観て来た。 ※第一種ネタバレ警報発令中※
あの屋久島で 語る者について語ろう 静かな咆哮が 甘い微かな香になり 水平線も眠るころ ブルートレインの 時計刻みの 無感動な心音も あいまいな夢に眠るころ 陸はいまにも 動き出しそうだった 思念の運ぶ 分子の航路を飲み干せば 星々は並びを変えて いず…
砂岩が無限に打ち寄せて 森は終わり 冷酷な月がはじまった 錆付いた天球にかけられた 自殺念慮の信号灯が われわれの足跡を照らし出し おまえの血もまた立ちどまる どこまでも沈む 永遠の深海底 音のない砂の底 おまえはおまえの死をしんだ 目をつぶされ 耳…
六月二十九日から七月十一日にかけて、いつもの森岡書店で「瀧口修造の光跡1『美というもの』」が催された。タイトルの通り、瀧口修造の造形作品を展示した会場の中で、詩の朗読を行ったり、講演の録音を再生したり、研究家のトークが行われた。
黒赤ちゃんの元マネージャーである南々井梢さんが、ついに作家デビューを果たした。そのデビュー作「コカンセツ!」の感想。
「二葉亭四迷 感想 浮雲」とかで検索して来る人が多すぎる。 はっきり言って僕の感想は使えない(笑)。 松岡正剛の書評(ネットにアップされている)とかを参考にした方が良いと思われます。